LION FXの取引ツール「C2」のメイン設定メニュー『詳細オプションの設定』各項目についての解説です。
※一部デモ版の画像を使っています。
- 全般設定メニューについて
- 詳細オプションの設定
- チャート更新間隔・損益計算間隔
- 両建初期値
- 決済注文レート差基準額
- ポジションロック
- 反対売買時の決済順序
- 反対売買時の決済順序(追加オプション)
- クイック注文の全決済注文方式
- 許容スプレッド
- Lot数の簡単入力ボタン設定・数値入力のスピンボタン設定
- 通知バナー表示設定
- トレンドライン上限通過時の操作
- 終了確認ダイアログ終了時設定を保存する
- 終了時設定を保存する
- ウィンドウマグネット
- ニュースティッカー・証拠金概要のレイアウト
- BID判定買逆指・ASK判定売逆指
- 注文画面の確認不要チェック状態
- 注文取消の確認画面
- 通貨ペア名表記
- リピート時間指定成行注文の警告表示
- クイック入金のブラウザ設定
- 通貨ペア連動の注意表示
- ポジション一覧集計方法
全般設定メニューについて
ツール・取引全般に関わる設定は、最上部メニューの「設定」ボタンから行います。
ここからは最初の「詳細オプションの設定」の各項目の設定内容について解説します。
詳細オプションの設定
取引や画面表示に関する詳細設定画面が開きます。内容が多いのでスクロールしながら設定していってください。
チャート更新間隔・損益計算間隔
チャート、損益金額の表示が更新される間隔を設定します。
間隔が短いほど細かい動きを表示できますが、お使いのパソコンの性能によっては処理が重くなってしまう場合があります。
既定値:1秒
両建初期値
「あり」にすると注文時に最初から両建(同通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に保有する)が有効状態となります。
両建ありの場合は反対売買しても決済されなくなります。
既定値:両建なし
決済注文レート差基準額
決済注文時の「レート」欄に表示される、指値・逆指値の表示価格の基準を設定します。
「現在レート」は現在の価格を基準に、「約定価格」はポジションの約定価格を基準にした値になります。
既定値:現在レート
ポジションロック
有効にすると、ポジション一覧から指定したポジションの決済を無効にする機能を利用できます。残したいポジションをうっかり決済してしまう等のミスを防げます。
ロックされたポジションは、指値などの指定決済注文とロスカットの場合のみ決済されます。
また、ロックされたポジションと同通貨ペアで反対売買をすると自動的に両建状態となります。
既定値:使用しない
反対売買時の決済順序
複数ポジションの保有時に反対売買をした際の、決済の優先順位を設定します。
FIFO:約定日時の古いものから決済する
LIFO:約定日時の新しいものから決済する
損益少ない順:評価損益の少ない(損失の大きい)順に決済する
損益多い順:評価損益の多い(損失の少ない)順に決済する
既定値:FIFO
反対売買時の決済順序(追加オプション)
上記ポジション決済順序設定とは別に、「決済注文を発注しているポジションの決済を後回しにするかどうか」の設定です。
「後回し」にすると、反対売買をした際の決済は決済注文の入っていないポジションから優先されます。(後回しにするだけで、決済させない設定ではありません)
既定値:なし
クイック注文の全決済注文方式
クイック注文画面からの全決済注文を「成行(タイミング重視)」か「ストリーミング(現在価格重視)」から選ぶことができます。
既定値:成行
許容スプレッド
スプレッドが指定した値以内の時にのみ注文が有効になる設定です。
注文のタイミングで指標発表がありスプレッドが開いてしまい損失が出た、などの事態を防ぐことができます。
許容スプレッド数は「設定」→「通貨ペア毎の各種初期値設定」の各通貨ペアの許容スプレッド欄から設定します。
既定値:使用しない
Lot数の簡単入力ボタン設定・数値入力のスピンボタン設定
注文時などにLot数やレート等の数値を入力する際に利用できる補助ボタンの初期値の設定です。
数値の入力時に各ボタンを押すだけで設定した値を加減してくれます。
通知バナー表示設定
設定変更や注文などの操作をした際に「詳細オプションを設定しました」等のメッセージを表示するかどうかを設定します。
既定値:全て表示
トレンドライン上限通過時の操作
チャート上に引くことができるラインが上限の75本を超えた場合の動作を設定します。
「描いた順の古いラインから削除」または「過去を指しているラインから削除」は指定ラインから順番に削除し、「何もしない」は上限を超えたという警告が出るだけになります。
既定値:何もしない
終了確認ダイアログ終了時設定を保存する
C2を終了またはログアウトする際の設定保存の確認表示の有無を設定します。
既定値:出す
終了時設定を保存する
終了確認ダイアログを「出さない」にした場合、終了時にC2の設定を自動で保存するかどうかを設定します。
既定値:保存する
ウィンドウマグネット
取引画面内の各ウィンドウを移動させた時、他のウィンドウや取引画面の縁にマグネットのようにくっつくかどうかを設定します。
「微弱」または「強力」にするとウィンドウ同士を簡単に並べることができます。
既定値:微弱
ニュースティッカー・証拠金概要のレイアウト
ツール上部に表示されるニューステロップの有無、証拠金状況の表示形式を設定します。
設定に関わらず、証拠金概要の表示バーにカーソルを合わせると詳細情報が表示されます。
既定値:表示する・ビッグ
BID判定買逆指・ASK判定売逆指
新規注文・決済注文時に、BID判定買逆指(指定価格以上になると買い)またはASK判定売逆指(指定価格以下になると売り)を使用するかどうかの設定です。
既定値:使用しない
注文画面の確認不要チェック状態
新規注文時などの前に注文内容の確認画面を表示するかどうかの設定です。
「保存しない」の場合は初期状態がチェックなしになり、チェックを入れずに注文する場合は確認画面を挟みます。
「保存する」の場合はチェックの有無の状態が注文画面等のテンプレートに一緒に保存されます。
チェックを入れた状態で保存したテンプレートをデフォルトにすることで次回からチェックをすることなく確認画面の表示なしで注文できるようになります。
既定値:保存しない(OFFに戻す)
注文取消の確認画面
発注済みの注文の取り消しの際に確認画面を表示するかどうかの設定です。
既定値:表示する
通貨ペア名表記
通貨ペア名の表記方法、またペア名の前に国旗を表示するかどうかを設定します。
標準(ISO表記):表記例「USD/JPY」「EUR/CHF」
日本語:表記例「米ドル/円」「ユーロ/スイス」
日本語(ロング):表記例「米ドル/円」「ユーロ/スイスフラン」
既定値:標準(ISO表記)・国旗表示あり
リピート時間指定成行注文の警告表示
リピート時間指定成行注文を使用する前に警告文を表示するかどうかの設定です。
「表示しない」設定にするか、警告文の「今後、このメッセージを表示しない」にチェックを入れることで次回から表示されなくなります。
既定値:表示する
クイック入金のブラウザ設定
クイック入金画面を開くブラウザを、お使いのPCで設定した「規定のブラウザ」にするか「内部ブラウザ(IE)」にするかどうかの設定です。IEはInternetExplorerのことです。
既定値:規定のブラウザ
通貨ペア連動の注意表示
通貨ペア連動の設定時に注意ウィンドウを表示するかどうかの設定です。
通貨ペア連動についての記事はこちら→タブ内の通貨ペア変更を連動させる
既定値:表示する
ポジション一覧集計方法
ポジション一覧で「集計表示切替」を押した時に表示される集計対象ポジションの設定です。
「すべてを対象」にした場合は、表示させているポジションの絞り込みに関わらず全てのポジションの集計が表示されます。
上の画像では一覧表示から買いポジションを除外していますが、集計には含まれています。
「フィルタを対象」にした場合は、絞り込んだ通りの内容の集計が表示されます。
既定値:フィルタを対象